2011年9月28日水曜日

Fiat Money Explained

Fiat Moneyの意味は本位貨幣(金貨、銀貨などそれそのものに価値がある)に対して、政府が約束するだけの不換通貨です。

Fractional Reserve Bankingは、銀行が預金者から預かったお金の金額合計の何倍、何十倍ものお金をローンとして貸し出すということで、お金を創りだすシステムのことです。

たとえば、銀行が住宅ローンでお金を貸した場合、借りた人は住宅販売会社にすぐお金を支払うわけですが、そのお金を受け取った販売会社はそれをすぐまた銀行に預けるので、お金が2倍に増えるのです。

このシステムだと確かに政府(お金の発行主体)に信認があるうちは、経済の拡大が猛スピードで進むわけですが、逆になると猛スピードで逆回転が進むわけです。

椅子取りゲームのように、音楽がかかっているときはみんな踊っているわけですが、いったん音楽が止まると椅子の数は人数分ないことにみんなきずくわけです。

現在のFiat Money Systemは1971年のニクソンショックから40年が経ちました。これとFractional Reserve Bankingシステム、赤字国債発行、デリバティブの組みわせで膨大にお金の流通量が増えているわけです。(もう誰もどうなってるのかわからないくらい膨大な量。例:日本の官僚システム、特殊法人、特別会計みたいになにがなんだか誰もわからない。)

流通量が膨大に増えたお金の創造システム食物連鎖の頂点に立つのは=金融(銀行)なのです。これが現在世界を動かしている。

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