2011年6月28日火曜日

This week in Greece

今週月曜日からギリシャ国会で超緊縮財政案の審議、水曜日(29日)に可決が行われる予定です。

財政破綻まじかのギリシャはすでに2年ものの国債の利息が28%付きます。て、いうか誰も怖くて買えない。ちなみに同じユーロ建てのドイツは1.5%。

http://globaleconomicanalysis.blogspot.com/2011/06/2-year-greek-bond-yield-hits-2815.html

先週の改造内閣信任投票(155:賛成、143:反対)でなんとかG-Pap首相の首がつながりましたが、これからIMF, EUに追加融資のお願いをするわけです。

でもIMF, EUが追加融資する条件は、超緊縮財政の予算案の承認、関連法案の可決することです。そうじゃないと融資してもらえない。ようするに増税、社会保障削減、国有資産の投げ売りです。

でも、追加12Billion Euro(1.5兆円)を今から借りても、負債を返せるのは50-100年くらいかかります。そしたらほんとに借金奴隷になる。しかも、今からの投げ売りで橋、高速道路、港、水道公社などの国有資産が外国の手に渡ります。

それなら、まだ資産が少しあるうち、元気なうちに一からやり直すほうがいい。ユーロから脱退して、ドラクマ通貨にもどったほうがいい。ディフォルトして、借金ちゃらにしてもらうとしばらくは外国のものは高くて輸入できなくなるけど、厳しいけど、先延ばしにすればするほど立ち直るのがより難しくなる。

今週ギリシャの将来が決まります。
http://www.zerohedge.com/article/what-if-greece-says-no




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